「この読み方で合っているのかな」
読書を始めようとして本を開いたのに、内容よりも読み方が気になってしまうことがあります。
私もまさにそうでした。
正直、私はずっと「本を読んでこなかった側」の人間です。
だから、いざ読み始めると「もっと速く読まないと」「全部理解しないと」と焦って、肝心の中身に集中できないことがありました。
そんな時に読んだのが、長倉顕太さんの『本を読む人はうまくいく』です。
この本を読んで、読書はテストのように正解を探すものではなく、自分の考え方や行動を1ミリ変えるための時間なのだと感じました。
この記事では、読書初心者がつまずきやすいポイントと、今日から続けやすい読み方をまとめます。
この記事でわかること
- 読書初心者が読み方で迷いやすい理由
- 『本を読む人はうまくいく』から学んだ読書の考え方
- 1冊を行動につなげるシンプルな読書ステップ

読書をしていない人は、珍しくない
まず知っておきたいのは、本を読んでいない人は決して少なくないということです。
文化庁の「国語に関する世論調査」では、1か月に1冊も本を読まない人が62.6%でした。
つまり、読書をしていない状態は、かなり普通にあることです。
だから「今まで読んでこなかったから遅い」と思わなくて大丈夫です。
むしろ、本を読んでこなかった人ほど、1冊から受け取れる変化は大きいかもしれません。
知らなかった考え方、今いる環境の外側の価値観、過去の誰かが試行錯誤した経験に、数時間で触れられるからです。
読書初心者に必要なのは、読書量よりも「まず1冊を自分ごとにすること」です。
読書初心者は「正しく読もう」として止まる
私が一番つまずいたのは、読み方を気にしすぎることでした。
本を開いているのに、頭の中では「この読み方でいいのか」「もっと効率よく読む方法があるはず」と考えてしまう。目は文字を追っているのに、意識は読書の採点をしている感じです。
でも、『本を読む人はうまくいく』を読んで、読書の目的は「完璧に読むこと」ではないと感じました。
大事なのは、1冊の中から今の自分に必要な言葉を拾い、次の行動に変えることです。
全部理解できなくてもいい。
途中で止まってもいい。
目次を見て、気になる章から読んでもいい。
読書は、1冊をきれいに完走する競技ではありません。
本を選ぶときは、3つの軸で考える
読書が続かない理由の一つは、本選びで迷いすぎることです。
私が取り入れやすいと感じたのは、次の3つの軸です。
- 課題軸: 今の悩みから選ぶ
- 憧れ軸: なりたい自分から選ぶ
- 教養軸: 将来の視野を広げるために選ぶ
たとえば、お金の不安があるなら家計や投資の本。
働き方に迷っているならキャリアや副業の本。少し視野を広げたいなら心理学や歴史の本。
「今すぐ役に立つ本」だけでなく、「今の自分にはまだ遠いけれど気になる本」も置いておくと、読書の幅が広がります。
本選びは、今の悩みと未来の自分をつなぐ作業です。
全部読まずに、1アクションだけ持ち帰る
読書初心者ほど、「読んだのに覚えていない」と落ち込みやすいです。
でも、1冊の内容を全部覚える必要はありません。むしろ、1つ行動が変われば十分です。
私の場合は、読んだあとに次の3つだけ残すようにしています。
- この本を一言で言うと何か
- 心に残った言葉や考え方を3つ
- 明日からやることを1つ
たとえば『本を読む人はうまくいく』なら、「読書は人生の戦略をアップデートする時間」と一言でまとめる。
そこから「朝10分だけ本を開く」「気になった本を1冊メモする」など、小さな行動に落とします。
読書はインプットで終わらせず、1冊1アクションにすると現実が少し動きます。
読書はひとり時間だけど、孤独な習慣ではない
読書は静かな行為ですが、完全にひとりで閉じる必要はありません。
読んだ本を誰かに話す。ブログに1行だけ感想を書く。
SNSで「この本のここが刺さった」と残す。
これだけでも、読書は自分の中に定着しやすくなります。
本は、著者との対話でもあります。
自分の周りにはいない考え方を持つ人、何年も試行錯誤してきた人、別の時代を生きた人。
その人たちの視点に触れられるのが、本の面白さだと思います。
私もまだ読書初心者です。それでも、読書を「正しく読むもの」から「人生相談に乗ってくれるもの」と見直してから、本を開くハードルが少し下がりました。
まとめ
『本を読む人はうまくいく』を読んで、私は読書への向き合い方が変わりました。
読書は、速く読むための競争ではありません。
全部理解するためのテストでもありません。
今の自分に必要な一文を拾い、考え方を少し変え、行動を一つだけ変える。
その積み重ねが、じわじわ人生を変えていくのだと思います。
まずは、今の悩みに近い本を1冊選ぶ。
そして、10分だけ読む。読み終えたら、1行まとめと1アクションを書く。
読書初心者こそ、1冊の本で生活の見え方が変わる余地があります。
完璧に読めなくて大丈夫です。
まずは、今日開いた1ページから始めてみましょう。
私のToDoリスト
- 読む目的を一文で書く
- 気になる章から10分だけ読む
- 読後に1アクションをメモする


